マイニングにかかる電気代について本気で考えてみました②~電源について~

電気代はマイニングをするうえで切っても切り離せない関係だと思います。

以前、電気代について契約の単価について計算してみたのですが、日本の電気代は結構高いです。

その時の記事についてはこちらを参照してください。
マイニングにかかる電気代について本気で考えてみました。

前回は、電気料金の仕組みや内容について書いていきましたが、今回はPCの電源について考えてみようかと思います。

よくお店やネットで調べていると以下の内容のものをよく目にするのではないかと思います。

これは、80PLUSという規格で、電力変換効率の性能を示したものです。

STANDARD、BRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM、TITANIUMの6段階が用意されています。

よくGOLD以上の物をと言っているブログを多く見ることがあります。

基本的に50~70%程度の電力で構成されている方が良いとされてますが、マイニングをしているとグラフィックボードを多く積むので結構ぎりぎりで選んでいる人も多いかと思います。

負荷率 20% 50% 100%
STANDARD 80% 80% 80%
BRONZE 82% 85% 82%
SILVER 85% 88% 85%
GOLD 87% 90% 87%
PLATINUM 90% 92% 89%
TITANIUM 92% 94% 90%

少し醜いかもしれませんが、電力変換効率の表になります。

STANDARDとTITANIUMでは10%以上もの差が出てきてます。

例えば150Wのグラフィックボードを6枚積んだとしたら、だいたい950W位になると思うのですが、

STANDARDだと実際に必要な電気は、1187.5Wになります。
TITANIUMだと1055.5Wになります。
(※100%の変換効率で計算した場合)
132Wもの差が出てきます。
月の使用量から計算したら、
0.132W×24時間×30日=95.04kWh
の差が出てきます。24円単価でも毎月の電気代に2,280円の差が生じます。

実測の数値だと多少違っては来るのですが、それでも安いのを毎日ぶん回していると非常に効率が悪いですね。

ただでさえ電気代が高い日本なので、ここはケチらずにGOLD以上を選んだ方が良いみたいです。

マイニングを始める前は、冬でも7,000円程度の電気代だったのですが、現在はGPU12枚を一部屋で稼働させてますが、毎月3万円くらいかかってます。

CO2削減に反発しているようでマイニングって地球環境的にどうなんでしょう。。。

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