マイニングできるパソコンを組み立てよう

【今回のセット】

自分は前回の仮想通貨バブルの時にマイニング用にパソコンを組み立てるようになってから、たまに組み立てたり、故障したパーツを交換したりできるようになりました。
今回、初めてパソコンを組み立ててみようかなぁという人のために簡単にまとめてみようと思います。
まず、今回マイニング用に組むパソコンは以下の内容です。
PC_parts
【内容】
・CPU:AMD RAYZEN5 3600
・MEMORY:CFD DDR4-3200
・SSD:CFD M.2-2280 SSD 500GB
・マザーボード:GIGABYTE B550 AORUS PRO AX
・電源:玄人志向 KRPW-GK650W/90+(80PULS_GOLD)
・OS:WINDOWS10
・CASE:thermaltake VersaH26
・GPU:SAPPHRE RX6600XT2台

【CPU・メモリをセットしよう】

まずはマザーボードにCPUをセットしていきましょう。
cpu_set
今回はAMDのCPUですが、CPUの向きを確かめるのに、CPUの左下に小さな印がついてます。
それと同じようにマザーボードにも印がついてますのでそれで方向を合わせて金属のレバーを上げてCPUセットしてからバーを下ろしましょう。
レバーを下ろしたら今度は、CPUクーラーをセットしていきます。
クーラーのタイプによってマザーボードについている部品を外したり、そのまま使用し足ります。
今回のCPUクーラーはCPUに付属のものを使っていきます。
CPUの上下の黒いパーツを外してそこにねじで止めていきます。
クーラーをセットできたら、CPUの周りにCPUのFANのピンを差し込むところがあるのでそこに差し込みましょう。
また、隣がメモリなのですが、画像では、2番目と4番目につけてます。
何枚セットするかでどこにセットしたらいいなど変わってくるのでセットする際に説明書を読むことをお勧めします。
2枚セットの時はほとんど、2と4の場所にセットするのが良いと思いますが。。。
今回は3200のメモリを購入してますが、マザーボードで設定を変えなければ、2666の速度で動きます。
折角、のスペックがもったいないので、立ち上げたら、まずbios設定でメモリの速度を2666から3200に変更しておきましょう。
memory_fan_set
CPUクーラーとメモリがセットできたら次はSSDハードディスクをセットしていきます。

【SSDをセットしよう】

最近の組立PCではSSDを使う人が多くなってきているのではないでしょうか。
省スペースで読み込み速度が速いため好んで使う人が多いと思います。
今回のSSDです。
M.2_ssd_CFD
今回のSSDはGEN4で動くものなので、せっかくならCPUとマザーボードもGEN4対応のものでそろえるとスピードが速くサクサクと動いてくれると思います。特にINLELは、CPUの世代が古い場合はGEN3で動きます。
※RYZENは、3000番台でも大丈夫です。
M.2ssd_set
M.2のSSDの場所は基本的にCPUの右下にセットするところがあります。
片方を差し込んで片方をネジで固定します。
最近のマザーボードだと、カバーがついているで写真に写ってない場合があります。
マザーボードを購入する際は、店員さんに聞くか、箱の裏を見てストレージの対応を確認しましょう。


【ケースにマザーボードをセットしよう】

ここまでセットできたら、ケースにマザーボードを取り付けていきましょう。
マザーボードの形によってネジで止める箇所が変わってくるので、購入前にマザーボードの大きさと、セット可能なケースかどうかを確認しましょう。
thermaltake_versa h26_case
今回はATXなのでそれ対応で安い、「thermaltake versa h26」にしました。
ケースからコードが出ているので一つずつ接続していきましょう。
case_code
USBとHD AUDIOはすぐにわかると思いますが、電源系統のコードはどこに何を指すかは、説明書に書いてあります。
基本的には右側か下側にあります。
MB_connect
コードとマザーボードをつないだら、結束バンドでまとめましょう。
次に電源を取り付けましょう。

【電源をセットしよう】

電源はATX対応のケースの場合ほとんどが裏側の下の部分にスペースが確保されてます。
MB_dengen
ネジで固定する前に必要なコードは差し込んでおきましょう。
今回用意した電源は玄人志向の650Wで80PLUSのGOLDです。
kuroshiko_power_supply
長く使っていく場合だと電源王立が良いものをお勧めします。
個人的には80PLUSのGOLD以上にしてます。

今回必要な電源は、マザーボード用の24pin、CPU用の8pin、グラフィックボード用のpci-e8pinが二つです。
ハードディスクをHDDやSSDで用意した場合はsataのコードも必要になります。
また、ハイエンドのグラフィックボードは、8pinを2つ必要な場合もあります。
kuroshiko_power_supply02
ここまで出来たら、最後にグラフィックボードを差し込んで固定して、先ほど用意した電源をマザーボードとグラフィックボードにつないでいきましょう。
PC_SET
電源とケースの大きさから、CPU用の電源コードがギリギリなことがよくあるので購入するときには気を付けましょう。
あとは電源を入れてパソコンが起動するかです。
OSのインストールがまだなので、OSをインストールするのですが、その前でBIOSにログインできていたら問題なく組立られています。
その後WINDOWS(OS)をインストールして、その後GPUのドライバをダウンロードしましょう。

AMD ドライバー
NVIDIA ドライバー

今回はRX6600XT2枚で作りました。
RX6600XTのオーバークロックについて知りたい方はこちらからどうぞ。
RX6600xtのマイニング設定~オーバークロックについて~