genesis-miningについて報酬を考えてみました。
最近よくマイニングファームの話が出てくるかと思いますが、お金払ってクラウド上でPCを設定できる時代なので、サーバーやその他もろもろあれば色々なマイニングファームができるのではないでしょうか。
今回GPUマイナー達からは嫌われておりますクラウドマイニングについて考えてみたいと思います。
今回は有名な『genesis-mining(ジェネシスマイニング)』とその報酬について考えてみます。
現在、『genesis-mining(ジェネシスマイニング)』で募集されている内容は、
Zcash、ether、Moneroの3種類でどれも2年間となっております。
気になる値段ですが、下にまとめてみました。
通貨 | 価格 | ハッシュレート |
zcash(ジーキャッシュ) | 17,600USD(1,971,200円) | 10,000H/s |
ETH(イーサ) | 14,000USD(1,568,000円) | 500MH/s |
(Monero)モネロ | 8,000USD(896,000円) | 10,000H/s |
※1ドルがおよそ112円
GPUで考えてみましょう。今回は私の好きなGTX1070を対象にしたいと思います。
通貨 | 価格+2年間の電気代 | ハッシュレート |
zcash(ジーキャッシュ) | 50,000円+54,000円 | 430H/s |
ETH(イーサ) | 50,000円+54,000円 | 27MH/s |
(Monero)モネロ | 50,000円+54,000円 | 620H/s |
※2年間のおよその電気代も計算に含んでいます。
※途中でGPUが壊れるなどの意見は無しにします。
これでは比べにくいので1ハッシュレートあたりいくらになってるかを見てみましょう。
通貨 | 『genesis-mining(ジェネシスマイニング)』 | GPU(GTX1070) |
zcash(ジーキャッシュ) | 197.12円/ハッシュレート | 241.86円/ハッシュレート |
ETH(イーサ) | 3,136円/Mハッシュレート | 3,851円/Mハッシュレート |
(Monero)モネロ | 89.6円/ハッシュレート | 167.74円/ハッシュレート |
2年という縛りがありますが、同じ金額投資した場合クラウドマイニングの方がハッシュレートが高いという事にもなります。GPUはマイニングだと2年も持たないといわれてます。
GPUよりハッシュレートは良くても、クラウドマイニングは、その不透明なところに問題があるといわれております。何を使っているのかとか、つぶれた瞬間報酬がなくなるなど、問題もあります。HYIPとも言われてます。
なので、投資は自己責任でお願いいたします。
大手参入が増えてきたマイニング事業ですが、一応まだプラスにはなるかと思います。
現状radeonでは採算が合いにくいので、GTX系を使うのが無難でしょうか。
初期が安くてワットパフォーマンスの高いGTX1060か1070をお勧めします。